三井住友海上あいおい生命、「新医療保険A」を発売

 三井住友海上あいおい生命は12月2日から、個人向け商品ブランド「&LIFE」シリーズで医療保険の新商品「新医療保険A(エース)(低・無解約返戻金選択型医療保険 無配当)」を発売する。

 短期の入院保障を手厚くしながら、治療が長期化、高額化する場合にも適切な保障が得られるよう、より合理的で充実した保障内容に設計した。

 また、主契約については従来商品と同様の低解約返戻金型に加え、払込期間中無解約返戻金型を新たに設定することで、より割安な保険料による保障の提供を可能とした。

 医療技術の進歩などに伴い、入院患者の平均在院日数の短期化が進む一方、生活習慣病などではほかの疾患に比べて平均在院日数が依然長期にわたっており、特に脳血管疾患では、脳梗塞で平均97・4日、脳内出血で平均126・9日など、非常に長期間の入院を要す。こうした現状を踏まえて新商品を開発した。

 

 三井住友海上あいおい生命では、「高齢化社会が進む中、今後とも真に顧客に役立つ死亡・医療・介護商品を提供し、より一層社会的役割を果たせるよう努めていく」としている。

 

 「新医療保険A(エース)」の主な特長は以下のとおり。
 【主契約】
1.三大疾病(がん・心疾患・脳血管疾患)による入院の場合、1回の入院、保険期間通算の入院とも支払限度日数の制限がない(三大疾病以外の1回の入院についての支払限度日数は、30日型・60日型・120日型の3タイプから選べる。また、保険期間通算の支払限度日数は、1095日)。

 

2.日帰りから4泊5日までの短期の入院では、一律5日分の給付金を受け取ることができる。

 

3.手術保障は、公的医療保険の算定対象となる約1000種類の手術に対応する。

 

4.放射線治療や入院中に集中治療室管理を受けたときにも、専用の給付金を受け取ることができる。

 

5.顧客のニーズに応じ、低解約返戻金型と払込期間中無解約返戻金型から選択できる。

 

【特約(無解約返戻金型)】
1.がんと診断されたときに一時金を支払う特約に加えて、三大疾病による入院時に一時金を支払う特約を新設し、いずれも再発時に対応できるよう支払回数を無制限とした。

 

2.がんの治療のための通院時に給付金を支払う特約を新設した。

 

3.女性疾病を保障する特約では、従来商品の対象疾病に新たにくも膜下出血などを追加することで、支払い対象となる疾病の範囲を拡大。また、乳がんによる乳房の切除・再建術や子宮の摘出術などの際にはより手厚い給付金を支払う。

 

4.先進医療にかかわる技術料・交通費・宿泊費を保障する特約の支払限度額を2000万円に引き上げた。

 

5.要介護状態となった場合に、年金や一時金を支払う特約を付加できる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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