損保ジャパン、タブレット向けアプリ全面刷新

 損保ジャパンは9月26日、代理店の営業を支援するタブレット向けアプリ「どこでもBOOK」の提供を開始した。従来の「電子パンフ」を全面リニューアルしたもので、同社の「印刷物ネットワーク」に連動しているのが特徴。

 

  コンテンツの数を、10倍以上の約1400に増やしており、“お気に入り”や“検索”などの機能を設けて使いやすさも大幅に向上させた。同社の営業担当者にも好評で、「代理店への導入を促進したい」との声が多いという。


 「どこでもBOOK」は、タブレット端末で必要な資料を閲覧できる仕組みで、代理店が顧客と面談する際に有効だ。トップ画面には、①What’s New(新着情報)②お気に入り③カテゴリ検索③キーワード検索④ふせんリスト―が分かりやすく配置されている。

 

 従来の仕組みでは、コンテンツはパンフレットとチラシのみだったが「どこでもBOOK」では、セールスハンドブックや規定集、約款なども搭載。

 

   文字による一覧表からタイトル名で検索していたパンフレット類は、カテゴリや任意のキーワードで探せるようになり、必要ページの絞り込みもできる。書棚に資料の表紙イメージ(サムネイル)が並んで表示される仕組みによって、視認性も高めている。

 

 新着情報のタブからは、新版・改訂版パンフレットなどの30日以内の更新情報が見られ、よく使う書類をお気に入りとして登録できる。パンフレットの気になる個所(ページ)への付箋の貼り付け、マーカー(ペン)によるチェックなども行える。

 

 同社が利用している印刷物ネットワークは、すべての印刷物を管理する仕組みで、営業店や代理店がパンフレット・チラシ・約款などをPC(パソコン)上から発注することが可能。その仕組みをタブレット端末向けに活用したのが「どこでもBOOK」で、代理店は、ユーザーIDを入力してアプリをダウンロードすればすぐに利用できる。

 

 代理店システム推進室企画グループの小島慎也課長は「『どこでもBOOK』は、主要商品に加えて企業向け商品のパンフレットなどもすべて搭載している。セールスハンドブックやマニュアルも入っているので、代理店スタッフの学習にも使える」という。

 

 現在、タブレット端末を利用している代理店は約4000店で、台数は約7600台に上る。利用端末は、月に約300台のペースで増えていることから、「どこでもBOOK」の活用は急速に拡大する見込みだ。

 

 また、日本興亜損保の代理店でも、システム統合後、利用が可能となる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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