日本郵便、「郵便局のみまもりサービス」試行実施

日本郵便㈱(東京都千代田区、髙橋亨代表取締役社長)は、総合生活支援企業として、地域と郵便局のつながりを大切にし、共に発展することを目的に、必要な行政手続を経た上で、10月1日から全国6エリア103局で、「郵便局のみまもりサービス」を試行実施する。

 

同サービスは、郵便局社員が顧客宅を訪問、生活状況を確認し、その結果をあらかじめ顧客が指定した報告先に知らせるもの。また、同サービスの一環として、生活全般に関する24時間電話相談や「かんぽの宿」の宿泊割引、会報誌の発行などを通じて、顧客の暮らしをサポートしていく。

 「郵便局のみまもりサービス」では、基本サービスとして、顧客を訪問または郵便局などでの食事会などへ招待し、生活状況を確認、遠方の家族など指定の報告先に月1回報告する。また、健康、医療機関の紹介、栄養、メンタルヘルスなど、日常生活に関するあらゆる悩みや困りごとの相談に、コールセンターで答える。

 

さらに、全国の「かんぽの宿」と「かんぽの郷」を利用する場合、1泊につき宿泊料から一人当たり500円が割引される。利用者に加えて、同伴者3人まで利用可能(繁忙期など割引対象外となる場合がある)。

  このほか、四半期に1回程度、会報誌を発行する。基本サービスの料金は月額1000円(税別)。

 

 一方、会員向けオプションサービス(利用料金または実費が必要)として、毎日指定の時間帯に利用者宅あてに電話(オートコール)をかけ、自分の健康状態にあった番号を押してもらうことにより、体調を確認。確認した結果は指定の報告先へメールで報告する。

 また、健康管理・維持・改善などを目的に、自宅で簡単に健康状態をチェックできる血液検査キットや、家庭用常備薬などを会員特別価格で紹介する。

 さらに、小売店などと顧客との間をつなぐ買い物支援サービスとして、会員宅に小売店の商品を設置、必要分を利用してもらい、商品補充・料金徴収(決済)などを実施する(一部地域)。

 オプションサービスは、今後、順次追加していく予定だ。

 

 同サービスは9月2日から募集を開始し、2013年度は6エリア103局で実施。14年度以降、順次拡大を予定している。
 具体的な実施エリア・郵便局数は、①北海道(登別市、白老郡白老町)13局②宮城県(大崎市の一部、遠田郡涌谷町・美里町)11局③山梨県(大月市、都留市、南都留郡西桂町・道志村)18局④石川県(珠洲市、鳳珠郡能登町の一部)14局⑤岡山県(新見市)20局⑥長崎県(対馬市)27局となる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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