中小企業退職金共済と確定拠出年金、どちらがいいの?
28年度末の厚労省のホームページによりますと、
「中小企業退職金共済」に加入している
・企業数は53.9万社
・加入者数は562.1万人
2017年3月末時点、「企業型確定拠出年金」の
・加入者数は591.4万人
同時点の「個人型確定拠出年金」の
・加入者数は43.1万人
<ご参考HP>
「中小企業退職金共済と確定拠出年金、どちらがいいの?」ということになりますと、
①既に中小企業退職金共済に加入している企業の場合
②まだどちらも加入していない企業の場合
③確定拠出年金に加入している企業の場合
では、考え方・対策の方法が変わってきます。
一つ言えるのは、「②まだどちらも加入していない企業の場合」は、企業型の確定拠出年金に加入した方が有利な点が多い、と言えそうだという点です。
もちろん、会社に余力があれば両方に加入しても良いので、各企業の事情等に応じて柔軟に決めていけば良いと考えます。
これ以上は個別対応になってしまいますので、ご相談頂ければと思います。
2018.5.12
iDeCo、企業型DCでの積立をしなかったらどうなるか?ーその2
<リタイヤ後>
お子様も巣立ち、奥様と2人の生活と仮定した場合、
・毎月の生活費
・生活費以外の支出。税金、冠婚葬祭、習い事、旅行、外食費、車関係の諸経費・・・
意外と出るものです。
公的年金の支給額は人それぞれですが、年金だけでは
・リタイヤ前の生活水準を維持するのは困難
と言えます。
ということは、預貯金を毎年切り崩していかなければならない、ということになります。
もはや女性の二人に一人が90歳、四人に一人が95歳まで生きる時代です。
現役世代のうちに割と良い運用利回りが見込めるiDeCoやDCに加入していれば、
・退職時に退職金と同じタイミングで受け取る
・最長70歳まで運用できるので、任意のタイミングで解約する
・年金受取りを指定する。あるいは年金受取りと一時金の併用で受け取る
などの方法で受け取れます。
積毎月の立額と積立年数にもよりますが、元本の2倍殻倍程度に増えている可能性も十分ありますから、助かりますよね。
経営者ですら退職金積立をしていない会社は、従業員の退職金も同様でしょうから、何らかの手立てを打つ必要があると言えますね。
2018.05.11
iDeCo、企業型DCでの積立をしなかったらどうなるか?ーその1
湘南地区(鎌倉市・藤沢市・茅ヶ崎市・平塚市がメイン)で確定拠出年金の普及を推進している牧野です。
お勤め方、自営業の方、経営者、いずれもリタイヤ前とリタイヤ後の側面から考えてみましょう。
<リタイヤ前>
まだ年金を受給されていない人は、将来公的年金だけで生活していくのは困難だと思われます。よって、ほとんどの方は何らかの貯金をしていると思われます。
ポイントはその内訳。
低金利下では「預貯金は不利」です。
わが国では残念ながら、預貯金の占める割合が高いので、金融資産は殖えにくいと言えます。
iDeCoやDCによる運用期間中は
・非課税
・税の恩恵を受ける
・場合によっては社会保険料の削減にもつながる(=実質手取り額の増加)
といった特典があり、しかも
・預貯金の2000倍以上のリターンが期待できる
商品が多数用意されています。
しかも、口座振替・給与天引きで確実に毎月積み立てられていくので、知らず知らずのうちに資産総額が殖えていきます。
普通に考えて、「やらない手はない」と思われますが、いかがでしょうか?
2018.05.10
インフレ率2%が達成された30年後の社会を予測すると・・・
日本銀行や国はインフレ率2%の達成をしようと躍起になっています。
消費税10%にしたいでしょうし。
もし仮に、目標通り達成し30年が経過した場合、物価は現在の2倍になっているのですよ。ご存じでしたでしょうか?
100万円をタンス貯金していたら、30年後のお金の価値は実質1/2の50万円になるってことです。今100万で買えるものが200万円出さないと買えなくなるのです。
インフレに強いのが株式や投資信託、確定拠出年金やiDeCoでの運用も同類に入ります。
少なくともインフレ率を上回る利回りで運用できる金融商品を選んで運用していかないと、実質目減りしてしまうのです。
お金を殖やすには、「時間を味方につけた長期運用」するのもポイントです。
今スグ始めるのと、5年後10年後始めるのとではどちらの方が殖えているか、はおわかりのことと思います。
ま、2%成長が30年続いたとすれば、その間に株価は上昇、金利も右肩上がりに上昇しているでしょうね。適切なところに預け入れて運用を開始した金融資産は着実に殖えていることでしょう。
何でもそうですが、「早めのアクション」 大事だと思います。
企業型確定拠出年金を会社で導入してほしいと思っている従業員の方
「うちの会社には【確定拠出年金】の制度がないけれど、社長に掛け合ってでも導入を検討してもらいたいなぁ」
と思っている方もいらっしゃるでしょうね。
社員を大事にしてくれている社長であれば「脈アリ」です。
社長自身の年齢が60歳を超えていると、社長自身が入れないので導入に消極的になるケースもままありますが、おおむね大丈夫です。
「経費削減」に目がいきがちな社長も「脈アリ」です。
社会保険料(厚生年金・健康保険)の会社負担額は大きいからです。
しかも社長ご自身の削減効果を目の当たりにしたら「即導入」ということにもなるかもしれません。シミュレーションすればわかることですので。
どういった方法で社長にアプローチしたらいいかも含め、ご相談を承ります。
下記フォームより、ご遠慮無くお問い合わせください。
確定拠出年金で積み立てると、銀行に預けているよりお金が増えるって本当?
はい、本当です。
ただし、年利0.001%の銀行預金と同じくらいになる場合もあります。
確定拠出年金は「拠出したお金を」「自分の意志で」「どこに預けるかを自由に決められる」という特徴があります。
たいていの確定拠出年金は10種類以上の運用先を提示しています。
運用管理機関がセレクトした投資信託(ファンド)がラインナップとして揃えられています。
「受取時までにどこのファンドにお金を入れて運用しておけば増えそうかなぁ」というのを自分で決めるのです。
・日本株式型
・世界株式型
・国内債券型
・外国債券型
・海外REIT
・バランス型
・定期預金/傷害保険などの元本確保型
など、上記のそれぞれに対して1種類~数種類のファンドが用意されています。
元本確保型以外を選択すれば、銀行預金よりも多くの運用益(利息相当分)を手にすることが可能となります。
ただし、それぞれの市場における相場の変動次第では、元本を下回る可能性もあります。
企業型確定拠出年金は2名から加入できます
時折、こんなシーンに出くわします。
「うちは零細企業だから加入できないよね?」
「いいえ、社長・役員さんを含め、厚生年金に2名以上加入している事業所であれば導入できるんですよ」
「えー、そうなんだ」
「はい。それに、最初に役員だけ加入し、しばらく様子を見て従業員には頃合いを見てご案内するということも可能ですよ」
「お、それはいいね。では今度詳しく話を聞かせてよ」
社長1名だけ加入する、ということもできなくはありませんが、2名以上の加入を推奨しています。
「iDeCoに加入したいんですが・・・」と従業員が会社に言ってきた場合、どうします?
加入者が増えているiDeCo。
「ふーん、そうなんだ。よかったね。」では済まないのです。
ご存じでした?
従業員の方がiDeCoに加入される場合、事業主は、加入時の事業主証明などの事務に協力しないといけないのです。
厚労省のHPに「iDeCoにおける事業主の事務手続きに関するパンフレット」がダウンロードできるようになっているので、こちらを参照にして、所定の手続きをしてあげなくてはならないのです。
iDeCoに加入したい従業員がいるということは、企業型の確定拠出年金を導入する良いタイミングとも言えます。
企業型の確定拠出年金は労使双方メリットのある制度ですので、これを機に加入のご検討をされてみてはいかがでしょうか。
2018.04.04
一昨日取得した「おもてなし認証2018」。
特に接客の伴うお店など、取得できる時に取得されるといいかもしれませんよ。
「赤」に「紅(べに)認証」は無料で取得できるんです。
ちょっとした話題にもなりますし、こういう取り組みを意識している・積極的である、と思っていただけるだけでもいいじゃないですか。
詳しくはこちらをどうぞ。
2018.3.29
ミニワークショップ付き「女性のためのマネーセミナー」 地元開催しています
茅ヶ崎のCafeCureさんで、7/18、7/31、そして昨日8/13の3回に渡ってマネーセミナーを開催しました。
時間帯は14時ー16時。
昨日も暑い中、お仕事をお休みしてまで来ていただいた方もいて嬉しい限りです。
学校や会社では教えてくれない、お金に関する知識、ふやし方など、まだまだご存じない方が多いので、地元開催にこだわって今後も開催していく所存です。
次回は8/21(日)の14時-16時
場所はいつものCafeCureさん。
FaceBookページのこちらで案内しています。
https://www.facebook.com/events/139857786456125/
お申込方法その2
リザーブストックというWebから。
2013年
11月
22日
金
生保協会によると、佐藤義雄協会長は11月15日の日銀での定例会見で「反社会的勢力との関係遮断に向けた今後の取り組みについて」「消費者との相互理解促進に向けた取り組みについて」の2点を報告した。
その中で反社会的勢力に関するデータベースについて、さらなるレベルアップに向けた検討を行っていく方針を明らかにした。
佐藤協会長は「当協会は反社会的勢力との関係遮断について、生保事業に対する公共の信頼を維持し、業務の適切性や健全性を確保する上で重要な課題との認識の下、これまでも業界を挙げて取り組んできた。
今般の提携ローンの問題を踏まえ、あらためて反社会的勢力との関係遮断のための体制整備と暴力団排除条項に基づく適切な対応の実施に向けて、本日の理事会で全社一致して取り組む申し合わせを行った」と強調。
反社会的勢力に関するデータベースについても、情報交換を含め、レベルアップに向けて検討していく方針を明示した。
また、今回の提携ローンの問題への対応に関しては、「各社、入り口のチェックはもちろん、既存の融資についても十分なチェックを行い、取引を解消する努力を継続することが重要だ」との考えを示した。
情報交換先に関する記者からの質問に対して、全銀協や損保協会、クレジット協会などとの協議を進めていることを明らかにした。
「消費者との相互理解促進に向けた取り組みについて」の解説では、消費者の声をよく聞き、顧客の立場に立って経営改善を進めていく従来からの方向性に加えて、今期は消費者への能動的な働き掛けを進めていく方針を表明。
「二つのベクトルをかみ合わせることで、消費者との相互理解を促進し、顧客とのコミュニケーション深化を通じた一層高いレベルでの信頼構築につなげたい」と強調した。
このほか、新規事業として、生保文化センターと連携し、生命保険への消費者理解をサポートする全世代対応型パッケージを構築することを明らかにした。
中学生から社会人に対しては生保文化センターの既存事業があるため、これまでカバーしていなかった高齢者に情報冊子を提供するとともに、小学生と幼児を対象に、ちびまる子ちゃんを使ったストーリー仕立ての教育用DVDを作成し、全国の小学校や公立図書館に提供する。高齢者向け情報冊子と、子ども向けDVDは来年3月の完成を予定している。
2013年
11月
05日
火
|
2013年
10月
30日
水
三井生命は10月25日、同社の保険商品に加入する顧客のうち、払い込み年間保険料が一定額以上の顧客を対象とする「三井生命ロイヤルカスタマー倶楽部」を11月1日に創設すると発表した。
同倶楽部では、「セカンドオピニオン」や提携先企業による特典などのサービス提供を11月から開始する。
三井生命は現在、「お客さまへの最高品質サービスの実現」「安定的な財務体質の実現」「信頼される会社経営の実現」からなる中期経営計画(2012年度~14年度)に取り組んでおり、少子高齢化の一層の進行による人口減少社会の定着が進む中で、生命保険に加入している顧客との関係を強化して満足度を高め、強い信頼関係を構築していくサービスの提供が重要であると判断。
今回、払い込み年間保険料が一定額以上の顧客を“ロイヤルカスタマー”とする「三井生命ロイヤルカスタマー倶楽部」を創設するとともに、昨今活用ニーズが高まってきている「セカンドオピニオン」などの各種優遇サービスを提供することにした。
各サービスの詳細や同社提携先企業による特典、追加・最新情報については、「三井生命ロイヤルカスタマー倶楽部」専用ホームページ上で知らせる。
ロイヤルカスタマーとしての資格は、払い込み保険料の増減にかかわらず1年間有効(ただし、全件解約のときはその時点で資格を喪失する)。1年後に金額基準を確認できた場合には、1年更新となる(基準に満たない場合は資格を喪失する)。
いったん、ロイヤルカスタマーの資格を喪失した場合でも、金額基準を満たせば、再びロイヤルカスタマーの資格を取得することになる。
制度開始時に提供されるサービスの概要は次のとおり。
▽セカンドオピニオン:より良い治療を選択するために、日本を
代表する各専門分野の名医(総合相談医392人〔13年7月時点〕)と面談して、現在の診断に対する見解や今後の治療方針、治療方法などについて意見(セカンドオピニオン)を聞くことができる
また、セカンドオピニオン実施後、総合相談医がより高度な専門性が必要と判断した場合、病気の症状に合わせて、優秀専門臨床医(2754人)を紹介する。
▽24時間電話健康相談:24時間年中無休で、医師・保健師・看護師などの経験豊富なスタッフが電話による健康相談に応える。
▽提携先企業による特典:三井生命の提携先企業による各種のサービスを優待価格で受けられる。
2013年
10月
29日
火
アメリカンホームは、医療保険の商品ブランド「みんなのほすピタる」および「ガンになったことがある方も入りやすい みんなのほすピタる 緩和告知型ガン保険」シリーズの新しい商品ラインアップとして、「ガン一時金」を基本補償とする新プランを10月18日に発売した。
同社は引き続き顧客の信頼を得て、「お客さまに選ばれる会社」になることを目指していくとしている。
「みんなのほすピタる 使い方いろいろ ガン一時金タイプ(新・総合医療保険」(終身型)は、ガンと初めて診断確定された場合(注1)に一時金を受け取れる「ガン診断一時金」を基本補償とするプラン。
補償金額に応じて、三つのコース(100コース、150コース、200コース)から選ぶことができ、オプションでガンによる入院・手術や通院、先進医療費用の補償を追加できる。
また、健康・医療相談サービス「安心ダイヤル24」と「セカンドオピニオンサービス」が無料で利用できる。
「ガンになったとがある方も入りやすい みんなのほすピタる 応援隊 緩和告知型ガン保険(引受基準緩和型特約付帯の新・医療総合保険)」(終身型)は、ガンで5日間以上の継続入院をした場合(注2)に一時金を受け取ることができる「ガン入院治療一時金」を基本補償とするプラン。
補償金額に応じて三つのコース(50コース、70コース、100コース)から選べ、オプションでガンによる入院・手術や通院の補償を追加できる。また、「安心ダイヤル24」と「セカンドオピニオンサービス」に加え、ガン再発や悪化などに対する精神的負担をサポートする「『心のケア』サポートサービス」も無料で利用できる。
(注1)医師によりガン(所定の悪性新生物・上皮内新生物)と初めて診断確定された場合に受け取れる。医師の治療終了から2年以上経過後に、再びガンと診断確定された場合は再度受け取れる。
(注2)ガン(所定の悪性新生物・上皮内新生物)の入院が5日間以上継続した場合に受け取れる。ガンの入院の終了後2年を経過して、再びガンによる入院が5日間以上継続した場合は再度受け取れる。
※「安心ダイヤル24」「セカンドオピニオンサービス」「『心のケア』サポートサービス」はアメリカンホームの提携会社であるティーペック㈱が提供